2021年度の小学生アニメ映画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の2021年度の小学生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番の2021年度の小学生アニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.3 1 2021年度の小学生アニメランキング1位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女(アニメ映画)

2021年8月27日
★★★★☆ 3.7 (31)
181人が棚に入れました
エインズワースとの激闘からひと時の休息。美遊を救出したイリヤたちは、平行世界の衛宮士郎から美遊の過去、この世界で起きた聖杯戦争のことを知らされる。それは美遊の悲しい運命であり、美遊のために兄・士郎が命を賭して歩んだ壮絶な戦いの物語だった。人類の救済のために美遊を犠牲にするエインズワース。美遊のために世界の敵となると決めた士郎。相容れない2つの正義に、すべてを守ると誓うイリヤ。「助けるよ。私はみんなが助かる道を探すって決めたから!」大切な人たちと笑いあえる明日を作るために―。魔法少女たちの戦いが、再びはじまる……!

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

現実的で賢い諦めることに慣れた人と、理想を目指してあがき続ける人

この物語は全編シリアスタッチで描かれています。
テレビシリーズの最初の頃からは信じられないほどの迫力ある展開ですが、イリヤの魅力がたっぷりと味わえます。
イリヤは小学5年生とは思えないほどの慈愛の心が豊かな少女です。


「Licht」 それは「不死の魔法使い」を意味しています。
何千年もの間、何度も何度も名前を変えてエインズワース家の一員として暮らしてきた少女。
本人は元の名前も思い出せないほどの長い長い年月を生き続けてきたのですが、決して死ぬことができません。その少女の唯一の望みは、死ぬことでした。
この映画は、その少女を救うための物語。

そしてその少女を救うために何度も何度も挑戦しては失敗したエインズワース家のジュリアン。
ジュリアンは賢い青年です。理想と現実とが違うことを知っています。
そのため、彼の心には絶望しか残っていませんでした。

でも、イリヤは違います。
彼女はいつも希望を持ち続けています。どんなに困難な状況でも、わずかな可能性を信じて前向きに行動します。
理想的で甘い考え方ですが、彼女は常に明るい未来を目指しています。
そしてイリヤの友達の美遊やクロ。彼女たちはいつでもイリヤの味方です。
だからイリヤはいつでも全力を出し切ることができます。そして、自分の実力以上の力を発揮します。


確かに大人になると誰もが理想的で甘い選択はしなくなり、現実的な賢い選択をするようになります。自分の理想を諦めるようになります。
でも、諦めることに慣れた人生は、面白みがありません。生きることに意味を見いだせません。
それに、諦めることを選択すれば、努力をする必要はなくなります。楽にやり過ごせます。

それよりも未来に希望を持ちながら生きる。そうすることで笑顔になり、生きる意味も見いだせます。
確かに希望を持ち続けるためには、懸命な日々の努力が必要です。あがいて、あがいて、あがき続けなければいけません。それでも希望がかなえられる保証はありません。

でも、希望を持ちながら生きている人は魅力的です。
イリヤの笑顔が素敵なのは、彼女が常に明るい未来を持ち続けているからなのでしょうね。

現実的で賢い諦めることに慣れた人と、理想を常に持ちあがき続ける人、貴方はどちらが好きですか?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

名前のない少女は、どこにいたの?私にはわからなかった。

 Feteの違う次元のお話みたいで、イリアが魔法少女という設定で、戦いをするお話だったです。美遊、クロエという仲間{netabare} や、お馴染みの衛宮士郎、遠坂凜{/netabare}も出て来る{netabare}けど、stay nightとは別人のようです。間桐桜が、仮面をつけた悪役で出てきた {/netabare}です。

 話の展開以上に、バトルシーンが大きな割合を占め、いろいろ語り合っていたです。いろいろ訳アリだということは、感じられたです。
 戦いは大きく三回あって、それぞれに何やら悲しみや、狂ったような感情が見うけられたです。
 派手なバトルの連続で、人知を超えた激しい攻防だったです。

 終わり{netabare}方も、さらに続くみたいで、衝撃的みたいなやや納得しにくいものだったです。いつになるやらの続きでこの状況が、逆転できるかどうか?{/netabare}わからないです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

自分だけの力ではたどり着けなかった、真実への道標へ

プリズマイリヤ劇場版二作目。
前作より間が空いて久しぶりのイリヤスフィールなので、色々思い出しながら視聴しました。
ひょんなことから魔法少女になっちゃった小学生が、お友達と一緒に元気な姿を見せてくれーっ、と思いながら視聴しましたが、元気が激しすぎてすっかりバトルアニメになってしまっています。
もはや、DVD特典映像で見せてくれた濃密な絡み合いは鳴りを潜めており、全編バトル、またバトルな90分でした。

アニメ4期『プリズマ☆イリヤ ドライ!!』から続く、エインズワース家との戦いの続きとなっています。
プリズマイリヤは原作マンガが先にあるのですが、映画はマンガ数巻分を一気に流しているため色々端折られているそうです。
視聴時にも、バトルは丁寧で迫力があるのですが、例えばアンジェリカやベアトリスがどういった存在なのかという重大な説明はサラッと流された感じがありました。
そこを抑えておかないと、ベアトリスの過去の話やイリヤの取った決断が入ってこないので注意が必要ですね。

全編を通してマジメな作品で、ストーリーを進めることが中心となっています。
魔力供給シーンは一切なし、天然ブルマの田中さんという我ら唯一の希望も活躍シーンは無いです。
ベアトリスとバトルし、ジュリアンとバトルする、私的にはもはやバトルシーンしか頭に残っておらず、それはそれで良かったのですが、プリズマイリヤに求めていたものは得られませんでした。
個人的にはですが、プリズマイリヤにバトルは求めていないので、ぶっちゃけイリヤちゃんがそれを望むなら話し合いで解決して欲しいくらいです。
戦いではなく、ベアトリスと一緒にお風呂に入って仲良くなるイリヤちゃんが見たいです。

一方で、バトルシーンはかなりしっかりしています。
クラスカードの力を借りて果敢に敵に突っ込む姿は、それだけで熱くさせてくれますね。
カメラワークも激しく、バトルで敵と技の応酬をするシーンはなかなか見ものでした。
複雑な戦闘をしているのですが何が起こっているのかわかりやすく、バトルアニメとして魅せられるものがあります。

エリカの正体が判明し、大きくストーリーが前進する劇場版でした。
ただ、本作で完結ではないです。
そもそも原作マンガが完結まで描けておらず、このペースだと完結編が劇場公開されるのは、また5年近く先になるかもですね。
そうなると、完結編のアニメがちゃんと作られるかが怪しいです。
ここまで追いかけてきたので完結させて、また日常回メインでワンクールアニメが見たいと願っています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

67.9 2 2021年度の小学生アニメランキング2位
岬のマヨイガ(アニメ映画)

2021年8月27日
★★★★☆ 3.5 (40)
138人が棚に入れました
居場所を失った17歳の少女。彼女が辿り着いたのは、どこか懐かしさと共に温かみを感じさせる、海の見える古民家“マヨイガ"だった。それは、“訪れた人をもてなす家"という、岩手県に伝わるふしぎな伝説。血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけどあたたかい共同生活が、新しい居場所“岬のマヨイガ"でいま始まる――。

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

古いけど色々と良い家じゃん

見に行くか、見逃すかを悩んだ作品です。
でも、せっかくなら見に行こう!と見て来ました。
最初は岬の上にある家が頭上から映し出されるシーンの私の感想は。

森と草ばっかり、景色めちゃ綺麗じゃん、絶壁じゃん落ちたら死ぬ、家の庭めちゃデカいじゃんでしたw

私はユイとひよりは姉妹かと思って居たら違うのですね。
元々は他人同士だった2人をお婆ちゃんが引き取りマヨイガで生活する事になります。

ひよりは両親を居眠り運転の車に衝突され失ってしまいます。
きっと、それが原因?で喋れないのだと思いますが、その辺の説明がなくて……多分。

ユイは両親が離婚して父と二人暮しです。
父は、母が出ていったのはユイのせいだと言います。
挙句の果てに、ユイが用意していたご飯を、いきなりキレだして机から弾き飛ばすし。
自分が辛く当たるのは、全てはお前の為だ!と言う始末……

明らかに、奥さんが出てったのは貴方のせいですよ。って思いました。

作中で私が良いシーンだと思ったのは、ラストのユイが偽物の父に無理やり連れていかれそうになるシーンです。
ユイは父が怖くて何も出来なくて何も言えなくて……ひよりも助けようとするけど何も出来なくて……

でも、ひよりにとって、お婆ちゃんとユイと3人は家族だから、新しい家族を二度と絶対失いたくないから、彼女は声を出す!
両親を失って無くした声だけど、姉を失わない為に出した声……血なんて繋がってなくても、出会って数日でも間違えなく家族で大切だから、守りたいって気持ちから出た声。


後は、お婆ちゃんのピンチに駆け着けた、ひよりが、お婆ちゃんの「自分に出来ることを」って言葉から考えて行動したシーンが凄く良かったです。

さて、作品としては面白いと思います。
原作はもしかしたら面白いかもしれません。
でも、映画で見たら……設定がイマイチ理解しにくかったり視聴者側が想像で補わないとならない点が多すぎる気がします。

キャラの心情のヒントが少なすぎて感情移入が出来にくく、最後まで見ても消化不良って感じが残ってしまいます。
うーん、面白くはなくはないですが……普通くらいかな……

声優さんも余り上手くはないかな?
なるほど、ゲスト声優さんですか……
私はアニメでは物語が1番楽しめるポイントで物語が良かったり、キャラに感情移入しやすければ、あまりも酷くない限りは言わないのですが、物語も中途半端と感じる部分もあり。
そちらが更に浮き彫りになって感じたりもしました。

声優さんで言うと、座敷わらし役で、ナナニジの藤間さくら役をしてる天城サリーさんが出てます。
私のアイコンもナナニジの佐藤麗華ですが、ナナニジのアニメはともかく、ナナニジの音楽も聞くし、計算中も見てて好きなので、その辺も楽しみにしてましたが、セリフ少なっ!w(*꒪꒫꒪)

作中には、座敷わらし以外にもカッパや雪女など妖が沢山出てきます。
実は、私は妖怪が割と好きです。
理由としては父が妖怪などが好きで小さい頃から、妖怪番組やら本やらを見て育ちました。

だから、その辺も気にしてましたが、あれだけ妖怪居て殆ど山火事を消す方に回って出番と言う出番もなくw

面白いのは面白いとは思うし作品のメッセージ性も伝わりはしましたが、オススメしますか?となれば話は変わってくるかな?とは思ってしまいます。
好きな人は好きになれそうな作品かな?と思います。

お婆ちゃんの昔話の語りは面白いしわかりやすかったと思います。
作風をガラリと変えてくるのもいいですねꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

あっ、冒頭の山道の作りもすごく良かったです。
私の母方の実家がド田舎なのですが、山道の再現が凄く良かったです。
後は、落ち葉や枯れ草の種類や葉の色や道の色もリアルで上手く再現してるなぁ〜って少し懐かしい気持ちになりました(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マヨイガは、人を取り込む邪悪な魔物でなかった

 避難所でユイが、喋れないひよりと出会い、キワと出会うです。キワが孫として2人を引き取り、人里離れたマヨイガという古民家で一緒に暮らすお話だったです。

 マヨイガというと、「迷家-マヨイガ-」や見たような邪悪な妖魔を思い浮かべるけど、似ても似つかないモテナシガだったです。住む人に尽くし、喜ばせたいと思う自然の精霊??のような存在のようです。

 おかしいと思って警戒するユイだったけど、家族として三人で生活して地元の人たちと仲良くしていくうちに、マヨイガを認めるようになっていったデス。

 ふぃぎっとという妖怪と何気なくコンタクトを取ってるけど、ユイもひよりも何気ないようだったです。キワが、鬼太郎に近いものを持っているです。人と妖怪のつながりも、このお話では面白いものです。
 良い妖怪もいれば悪い妖怪もいるわけで、それが悪さをして対峙することになるのです。キワを思うユイ、ひよりが力を合わすとき、見てのお楽しみになるのです。

 昔話みたいなマヨイガをはじめ妖怪の存在があったです。お互いを大事にしたいという三人の家族として、在り方を見せてくれたどこか心の温まる要素も描いていたと思うです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

夏休みの妖怪映画

妖怪ウォッチが下火になってきたはずが、まさかの妖怪映画バブルが到来しましたねえ。
震災後の岩手が舞台という事で、どんな闇の深い映画なんだろうと気構えていましたが、心配していたような事はなく、10歳未満でも安心して楽しめる物語になっていました。良かった。
だからそうだとは限らないのですが、緊迫感は薄めです。大人が見るにはやや退屈に感じる場面がありました。
じゃあ、面白く無いの?
いえ、そうではありません。流石のデイビッドと思えるだけの作画良さがありました。
(マヨイガのCGはもう一歩踏みこんで欲しかったですが)
作画で楽しめるオタクならそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

72.3 3 2021年度の小学生アニメランキング3位
漁港の肉子ちゃん(アニメ映画)

2021年6月11日
★★★★☆ 3.9 (51)
136人が棚に入れました
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

面白おかしい肉子ちゃんに感謝な娘の話

 漁港の船で暮らす親子、キクコと肉子の生活を主にキクコ目線で、描かれたお話だったです。親子なのに漢字違い(喜久子、菊子)で同じ名前という、訳があるような似てない親子です。題名が肉子ちゃんなのに、娘が主人公にしか見えなかったです。

 肉子を描く描写が、面白く特徴を表していて楽しいです。いつもマイペースで楽しい肉子ちゃん。
 男運のなかった肉子ちゃんが、今キクコと船で暮らすようになった経緯から始まるです。

 肉子ちゃんというより、キクコの学校生活を通して自分自身を見つめ直すお話が、わりと濃く表していたと思うです。これは、意外と似たような成り行きを誰もが、体験しているような気もしないでもない気がしたです。
 自分や肉子ちゃんを見つめた先、とあるきっかけから、親子の秘密が明かされたです。でもそれは、キクコ自身もわかっていたことで、それでも互いに親子であるという認識をさらにはっきりさせたのだろうと思ったです。

 子供としてこういう脳天気な母親を恥ずかしく思うのは、普通かもしてません。でも、自分を常に大切にしてくれている、心配してくれるということも認めているです。そんなキクコの気持ちは、言葉となって肉子に伝えられたところは良かったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

盛り上げ方は最高だった。
ジブリを相当意識した内容で、クスリと笑ってしまうところもあり、見応えのある映画だったと思う。
ただ、吉本がかんだから面白くなったとは思わない。

例えばポケモンのパーティ編成論で言われることのように
最初の企画をどうしたら面白くなるか、頑張って考えて面白いものにした後で、最初にやりたかった事を消したら最高に良くなった可能性が高い。

まあ色んな大人の事情によってこんな時代錯誤な物語になってしまっているのだと思うけど、そうだったとしたら、相当頑張ったのだと思う。

ここまで書いてプペルも似た感想呟いてた気がするなあと思った。
少なくとも肉子ちゃんの方が荒れに荒れたプペルより面白いのは明らかで、吉本はビッグネームを使って名誉挽回したかったのかな?
次は又吉直樹脚本でやって欲しい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日本アカデミー賞受賞おめでとうございます。

実は劇場には足を運べてないのですが、DVD出たら必ず見ます!!

恋雨も海獣の子も素晴らしかったので渡辺歩監督には期待大なのであります!!

早く見てみたいのであります!

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そんなわけでなかなかアマプラで見れるようにならんなと思ってたのですが、先だってNHKのEテレで放送されましたんでこれわとゆうことで録画して見ました。

驚いたことにこのハナシにはエンタメには絶対必要といっても過言ではないカタルシス的なモノがない。

要するにどんでん返しとゆうか『なにー!そうだったのかー!』的な。

普通映画ってゆうのはそおゆうとっておきのシーンがあってそこに深く感動したりするもんだと思ってたんですが。

無いんですよ。
このハナシには無いんですよ。

そもそもですな。

話の序盤で肉子ちゃんとキクコちゃんは{netabare}親子ではない{/netabare}とゆうことが簡単に想像ついちゃうストーリー展開になってるわけで、後半そこが明らかになっても『ま、そうだわな』とゆう感じになるとゆうかなり渋い作りになってたわけです。

だからといってこの話はなんやねんおもんないやんけとゆうことにはなりません。

なぜか。

おそらく人の苦労話はドラマチックに描けば描くほど嘘くさくなるとゆう考え方を渡辺監督とさんまさんが共有したんではないかと。

肉子ちゃんのキャラデザこそありえへんぐらいデフォルメされてるんですが、演出は実はものすごいリアルで、苦労した人ほどこの話をかみしめて共感できるのではないかとボクは勝手に思いました。

なのでどこかのシーンでいきなり堰を切ったように涙があふれてとまらないといったようなことは全くなく、そこここのなんてことの無いシーンでなんてゆうのか人間の業みたいなものを『ふっ』と笑ってしまうようなそおゆう深みと出会えるそんな物語でありました。

家族愛とか親子愛とかそおゆうのんを感じさせる感動作品と思ってたんですが全然違います。

そおゆうべっとりした話ではありません。


まあなんとゆうか、うまいことゆえないすけどええ映画でした。


あと意外と飯テロアニメだったのもよかったです。
フレンチトーストも焼肉もすごいおいしそうでした。


ああ。あとラストシーン。

キクコちゃんがトイレで{netabare} 女の子{/netabare}になるシーン。
ボクはあそこでどおゆうわけか思わずガッツポーズをしちゃいました。

ボクが感じたのはそおゆう映画だったなとゆうことです。

おしまい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

65.7 4 2021年度の小学生アニメランキング4位
神在月のこども(アニメ映画)

2021年10月16日
★★★★☆ 3.4 (20)
95人が棚に入れました
少女の名は、カンナ。母を亡くし、大好きだった"走ること"と向き合えなくなったこども。そんな少女が、在る月、絶望の淵に母の形見に触れたことで、歯車が廻りはじめる。現れたのは神の使いの、うさぎ。出雲までの旅にカンナを誘う。少女は問う「本当に、お母さんに会えるの?」白兎は答える「ご縁が、あれば。」行く手を阻むのは、鬼の子孫、夜叉。行く先で出あうのは、大小様々な八百万の神々。神無月と書き、全国から神々が姿を消す月を神在月と呼び、神々を迎えてまつる神話の地。島根・出雲、この島国の根と読む場所へ、自分を信じて駆ける少女のものがたり。

声優・キャラクター
蒔田彩珠、坂本真綾、入野自由

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

神無月でも神在月でもどっちでもいい

 幸せだったころの回想から、走ることに現在は違和感ある主人公カンナが、夜叉、シロに出会って、韋駄天としての役目をすることになったです。亡くなった母親を求めて旅の途中迷い、そそのかされながらも自分を見つめ、本来の自分を取り戻していくお話だったです。
 東京から出雲へと神社を訪れるので、神がかりな話が盛り込まれているです。出雲の神様に渡す供物をゲットしていくわけです。

 カンナの内面、母との日々、亡くなったことが自分に非があるのかと思い込む苦悩といろいろです。カンナの声優さんが、私にとても子供の声のように聞こえなかった点が残念なところです。

 目的は、達成されなければ話にならないけど、なんか平凡なような気がしないでもなかったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
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